マンションの大規模修繕工事では、塗料、防水材、シーリング材、養生材など、さまざまな材料を使用します。

工事現場へ材料が届くと、すぐに作業で使えるように思われるかもしれません。

しかし、材料は届いた時点から確認と管理が始まります。

まず行うのが、注文した製品と届いた製品が合っているかの確認です。

製品の種類、数量、色、ロット、使用期限などを確認し、液漏れなどがないかも目で確認します。

似たような容器でも、中身の種類や用途が異なることがあります。

また、色の違いや数量不足に気付かず作業を進めると、工程や仕上がりに影響する可能性があります。

材料の確認が終わった後は、種類ごとに整理して保管します。保管方法は、すべての材料で同じではありません。

製品によっては、高温、直射日光、雨水や湿気などを避ける必要があります。

床へ直接置かず、パレットや養生シートの上に置くこともあります。

通路をふさがないように配置し、必要な材料を安全に取り出せる状態にしておくことも大切です。

使用する前には、施工する場所や下地に合った材料であるかを、もう一度確認します。

例えば、シーリング材や塗料は、使用する部位や下地の種類、組み合わせる材料によって、選定や施工方法が変わる場合があります。

そのため、メーカーの仕様書や施工要領書、使用条件などを確認してから作業へ進みます。

材料管理は、完成した建物を見ただけでは分かりにくい仕事です。

しかし、確認が不足すると、色違い、材料不足、材料の劣化、施工方法の間違いなどにつながる可能性があります。

材料が届いた時の確認、適切な保管、使用前の再確認。

こうした何気ない作業の積み重ねも、工事品質を安定させるための大切な仕事だと感じています。

これからも一つひとつの確認を丁寧に行い、安心していただける工事につなげていきたいと思います。

 

 

マンション大規模修繕工事のニーズワン

工事部 清田