今、担当している大規模修繕工事中のマンションは、築38年です。
マンションの仕上げは、外壁塗装です。塗装は、一見、タイルに見える石調塗装が施されています。
タイル張りの様に見えるのが、山本窯業化工製のグッセラGキャッスルと言う粘性の高い塗料です。
今回が2度目の大規模修繕工事となりますが、下地補修の跡を上記塗料のタッチアップで仕上げる仕様です。
メーカーの山本窯業化工のご担当者に現場に来て頂き現状の色彩状態の評価を行い、
グッセラGローラーと言う材料を調色して提供頂きました。
グッセラGローラーは、砂骨ローラーを使用し、
きめ細やかな量感のある表情を創り出すことができるといわれています。
また有色陶磁器質骨材で発色している為、顔料にない深みのある質感が特長です。
ローラーで施工するので騒音や塗材の飛散が少ないので、人と環境にクリーンな施工が可能とされています。
実際は、1Fのゴミ置場の壁を利用して試験施工を実施し、
色彩を理事会様にご確認頂いてからマンション外壁のタッチアップに使用しました。
施工手順は、外壁の洗浄後、目地棒(巾8㎜)を取付、シーラーを塗布、その上プライマーを塗装、最後に、
砂骨ローラーにてグッセラGローラーを塗布して目地棒を外したら完成です(修繕工事の場合)。
既存色との相性もよくお客様にも満足して頂けました。
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マンション大規模修繕工事のニーズワン
工事部 海崎