皆様お疲れ様です。
担当した現場で内外壁の塗膜にアスベストが微量ではありますが含まれておりましたので、
アスベストの飛散防止対策を取りました。
そもそも、アスベストって何か体に悪そうだけど具体的には吸い込んだらどんな風になるのでしょうか?
アスベストを吸い込むと肺や胸膜に溜まって排出されず、吸い込んでから10年~50年後に肺がんや石綿肺、
中皮腫といった重い病気になってしまうリスクが高まります。
常に呼吸器を持ち歩かなくてはいけなくなってしまうケースもあるそうです。
私たち現場代理人は居住者の皆様や作業員がアスベストを吸い込まないよう対策しなければいけません。
今回の現場では、下地補修を実施する際にドリル等で壁を削る前に薬剤や、
水を塗布し粉塵が舞わないようにする湿潤養生や、
小さくて通常のフィルターでは吸着できないアスベストを吸着できる、
HEPAフィルター集塵機を付けたドリルを使用することで対策しました。
現場代理人という仕事は、現場にいる人の命を守る大変な仕事であることを改めて感じました。
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マンション大規模修繕工事のニーズワン
工事部 山根