■ポリマーセメントフィラー摺込み工法
ひび割れ幅が0.3mm以上の場合のUカットシーリング工法に対して、
ひび割れ幅が0.3mm未満の補修方法が「ポリマーセメントフィラー擦り込み工法」です。
「ポリマーセメントフィラー」とは付着強さ、耐ひび割れ性、耐衝撃性に優れ、
作業性の良い高分子のセメント系材料のことです。
〇 施工する範囲をマーキングにより確定します。
![]() |
幅0.3mm未満のひび割れです (写真の数字は補修長さを表しています) |
〇ワイヤーブラシ等で仕上げ層を除去し、コンクリート躯体を露出させ清掃します。
〇 ひび割れに沿ってポリマーセメントフィラーを擦り込みます。
![]() |
刷毛で、しっかりと擦り込みます |
〇表面を樹脂モルタル等で仕上げていきます。
![]() |
この上から、新たに塗装を行います。 |
マンション大規模修繕のニーズワン
杉本 達男