工事を開始して足場を組んで下地の調査やその他の確認等を行っていくと様々な事が見えて
きます。
まず、見た目では綺麗なタイルですが打診してみると、浮いていて欠落寸前だったり、タイル
を剥がしてみるとタイルの下地が傷んでいたりという問題が多くあります。
そこでは下地の調査を徹底的に行います。
打診調査や目視でよく確認をして拾い忘れがないように足場を何度もまわりマーキングをして
図面に記入します。
またタイルの下地などは一度タイルを剥がしてみなければ不良箇所がわからないので、広範囲で
タイルが浮いている箇所や連続的にタイルが割れている箇所等の下地が気になる部分は、タイル
を剥がしてから再度タイル下地の調査を行います。
調査に時間がかかる事もありますが、補修するにあたりしっかりとした補修数量を出すという事と、
どの程度の劣化状況なのか把握をしておく事は必要な事だと思います。
これからもいろいろな角度から下地を調査し建物の傷みを発見できるよう頑張ります。
![]() |
![]() |
タイル打診調査 | 図面記入 |
![]() |
![]() |
タイル下地不良部 | タイル下地補修完了 |
マンション大規模修繕のオガワリフォーム
工事部