5月の連休を利用して、世界遺産に登録された富岡製紙場へ行ってまいりました。
ゴールデンウィーク終盤でかなり混み合っているのだろうと思いましたがタイミングよく、案外すんなりと近くの
駐車場へ入る事が出来ました。
工場敷地内は、やはりかなりの人出で10分ほど並んで入場券を購入し場内に入りました。
敷地内の建物は、一部の建物が公開されておりますが、すべての建物を修復して公開するまで30年も
かかるとの事です。
私も建築に携わる者として、140年以上前にクレーンもトラックもなく今のように電動工具もない時代に
どの様にしてこのような大きな建物を造ったのか考えると感慨深いものが有ります。
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入口付近は、順番待ちで混雑していましたが、
10分ほどで入場する事が出来ました。 |
工場内の木造のトラス造。クレーンの無い時代、
人力で天井の梁を架けたのだと思います。 |
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※工場は、木骨レンガ造という構造で柱と梁が木造で壁がレンガとなっております。
当時は、レンガも日本では珍しかったそうで瓦の職人を呼び寄せて焼かせたそうです。
それにしてもこの時代に工事を2年弱で完成させたというのは立派なことだと思います。
マンション大規模修繕のオガワリフォーム
工事部 矢澤