サービス部スタッフ

10年目アフターの重要性

 

大規模修繕工事の実施時期は、一般的に13年程度がひとつの目安と言われています。

そのため、10年目のアフター点検は今後の大規模修繕工事を考えるうえでとても重要なタイミングとなります。

「建物が現在どのような状態なのか」「あと何年を目安に大規模修繕工事を実施すべきなのか」

「それまでに補修しておくべき箇所はあるのか」

こうしたことを考え始めるのが、10年目のアフター点検です。

近年では、塗料や防水材などの性能が以前に比べて向上し、保証期間の長い製品も増えています。

しかし、建物の立地条件や日当たり、雨風、自然災害などの影響によって、

部分的に劣化が大きく進んでいるケースもあります。

そのため10年目のアフター点検では、単に建物の状態を確認するだけでなく、

次回の大規模修繕工事に向けて、現時点で何をしておくべきかを考え、

管理組合様へアドバイスやご提案をすることも大切だと感じています。

最近、私が担当した10年目点検では、建物全体に劣化が進んでいたものの、

管理組合様は大規模修繕工事を4年後に予定されていました。

点検を進める中で、特に鉄部まわりのシーリングの劣化や発錆が目立っていたため、

大規模修繕工事までそのままにするのではなく、

できるだけ予算を抑えながら、必要最小限の補修をご提案し、実施することとなりました。

建物の状態や大規模修繕工事の予定時期、予算などは物件ごとに異なります。

そのため、「劣化しているからすべて直す」ということではなく、

その建物にとって今、本当に必要な補修は何かを見極めることが重要です。

今後も10年目のアフター点検を通じて、お客様のご相談にしっかりと耳を傾け、

それぞれの物件の状況に合ったアドバイスやご提案ができるよう心掛けていきたいと思います。

 

 

マンション大規模修繕工事のニーズワン

アフター点検部 岸