皆さんのお宅には畳の部屋はありますか?
最近のマンションは、洋間ばっかりで、タタミがあるマンションは殆ど無くなりましたね。
私など、古い人間なので、冬はタタミの部屋でコタツ、夏はタタミの上でごろ寝というのが好きで、
ぼろ屋の部屋の半分が畳の部屋なんです。
ところで、タタミという名前はどうして付いたのでしょうか。
一説によると、昔はタタミは部屋一面に敷き詰められたものではなく、必要な部分に敷く、
或いは「畳んで」持ち運べるものだったので、タタミと名付けられたらしいです。
タタミの効用としては、
1 水分(水蒸気)の吸収と放出(乾いているときは放出、湿っているときは吸収して湿度の調整)
2 空気中の有害物質(二酸化窒素やホルムアルデヒド)の吸収と浄化
3 畳表(イグサ)の抗菌作用
4 クッション性、断熱性
5 イグサの香りによるアロマ効果
6 丈夫(切ったり焼いたりしなければ10年以上もちます)
など、非常に優れた床材です。
フローリングやカーペットの類にはこんな効能はありません。
シックハウスやアレルゲン物質の低減にも効果があるそうです。
今は置きタタミとかタタミベッドとか、洋間の一部にタタミを置く事も出来るので、
タタミを見直しませんか。
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マンション大規模修繕のオガワリフォーム
工事部 柳澤