車対車の車両保険は、他の自動車との衝突・接触の事故による損害を補償する車両保険ですので、
大雨による自動車の水没などの自然災害による損害は補償の対象外となります。
一般条件の車両保険、及びエコノミー車両保険(車対車+A)は、
他の自動車との衝突・接触の事故による損害に加え、
大雨による冠水で自動車の水没で自動車が故障した場合にも補償対象となります。
車両保険を使うことにより等級が下がることも…
大雨による冠水で自動車の水没で、エンジンや電気系統に水が入り壊れてしまい、
自動車の外観はきれいでも、修理ができず廃車となる場合もあります。
この場合、修理不能の全損となり、契約時に設定した保険金額全額が支払われることになります。
自動車保険を使うと等級が下がり、翌年の保険料が上がります。
他の自動車との衝突・接触の事故では等級は3つ下がりますが、
大雨による冠水での水没は等級が1つ下がります。
大雨による冠水以外にも、高潮や堤防の決壊による洪水を原因とした水没も補償の対象となりますので、
車両保険に加入しているか、保険内容を再確認しておきましょう。
車両保険に入ると自動車保険の保険料が増えるので、車両保険を付けていない方もいらっしゃるようですが、
大雨による損害に備えたい場合は、
一般条件の車両保険かエコノミー車両保険を付けることを検討するとよいでしょう。
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マンション大規模修繕工事のニーズワン
アフター点検部 根本