大規模修繕工事では、建物の美観や安全性を保つために、外壁のタイル補修工事が行われます。

この工事では、浮きやひび割れなどが見られるタイルを撤去し、

新しいタイルへと張り替える作業が含まれます。

特に既存のタイルをはつる際には、ドリルなどの機械を使うため、

大きな振動や粉じんが発生します。

タイルははつる際の落下や粉塵への養生はもちろんですが、

その影響で建物内部の火災報知器が誤作動を起こすケースがあるため、

事前の「確認」と「養生」がとても重要になります。

養生とは、報知器をビニールシートなどでしっかりと覆い、

ほこりや衝撃から保護する作業のことです。

万が一にも誤報によってサイレンが鳴り、住民の方が避難するような事態になれば、

大きな混乱を招いてしまいます。

そのため私たちは、工事開始前に火災報知器の位置を確認し、適切な方法で丁寧に養生を行います。

また、作業が終わった後には速やかに養生を撤去し、

報知器が本来の機能を果たせるように配慮しています。

居住者の皆さまが安心して生活できるよう、安全と快適さの両立を目指し、

日々細かなところまで注意を払って作業を進めています。

 

 

 

マンション大規模修繕工事のニーズワン

工事部 K.Sh