3月28日、ミャンマー中部で発生した大地震では、隣国タイでも大きな揺れに見舞われました。
他の国の出来事とは思えません。
改めて、現代の日本の耐震技術はどのように進んでいるのでしょうか、見て行きたいと思います。
日本の耐震技術は、建物の強度を高めて地震の揺れに耐える「耐震構造」、
建物と地盤の間に装置を設置して揺れを伝えない「免震構造」、
そして建物内部にダンパーなどを組み込んで揺れを吸収する「制震構造」の3つが主要です。
これらの技術は、過去の地震の経験に基づき、
建築基準法によって定められた耐震基準をクリアするために開発・進化してきました。
皆さんのお住まいのマンションは耐震基準の診断はされているでしょうか。
※1981年前に着工された建物には、耐震診断が義務かされております。
耐震診断の義務化は、1981年(昭和56年)5月31日以前に着工された、
旧耐震基準で建てられた一定の規模以上の建築物について、
その所有者に対して耐震診断を実施し、結果を報告する義務が課される制度です。
耐震診断が行われているか確認をご提案いたします。
また、各区市町村において、耐震診断、耐震改修などに要する費用の一部を
助成する制度を設けている場合があります。
耐震診断が行われていない際は、こちらも確認をご提案いたします。
◆耐震構造 |
◆耐震の種類 |
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マンション大規模修繕工事のニーズワン
アフター点検部 根本