群馬県桐生市内の14F建てマンションの第一回大規模修繕工事の屋上アスファルト防水工事に、

改質アスファルトシート防水を使用した。メリットとして、主に以下の2点から採用した。

1.優れた防水性能:ポリマー改質によって耐久性や柔軟性が向上し、

長期的な防水性能を発揮することが期待できる。

2.トーチ工法を採用したが、その他、常温粘着工法などの施工方法にも対応できる。

建物の状況に合わせた最適な工法が選択可能。

一方で、改質アスファルトシート防水には、以下の2つのデメリットもあり検討が必要だった。

3.材料コストが高い:ポリマー改質を行っているため、

従来のアスファルト防水と比べて材料コストが高くなる傾向がある。

4.熟練した施工技術が必要:トーチバーナーで炙りながら施工するため、

炙りムラなどにより施工品質にばらつきが出る可能性がある。

以上のように、改質アスファルトシート防水にはメリットとデメリットがあります。

適材適所で使用することで、建物の防水性能を長期的に維持可能です。

 

 

 

マンション大規模修繕工事のニーズワン

工事部 海崎