建物の壁に不具合がある際には補修を行います。
その工事を下地補修または躯体補修といいます。
壁に不具合があるかどうか打診棒またはハンマーにて調査を行っていきます。
不具合がある箇所には補修方法を判別させるため、マーキングを行い、作業を進めていきます。
悪い部分を削り落とし本体のコンクリートを出してその後、補修を行っていきます。
補修した箇所が現状の壁模様と合うよう補修をしていくのですが、
今常駐している現場はスタッコという模様の壁になっていて補修が難しい壁になっています。
試験施工を行い、補修の仕方を決めてから施工を進めていっています。
このように模様を合わせる事を肌合わせといいます。
下地補修は塗装工事を行なってしまったら見えなくなってしまう為、
工事を管理する際は注意をして見ていかなくてはいけない工事となります。
工事されているマンション等で壁に目印がついていたら、
その近辺に不具合があるんだなぁとみてみると少し関心が出ると思います。
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マンション大規模修繕工事のニーズワン
工事部 宮澤