毎月恒例の勉強会。
今回は日本躯体処理さんにご来社いただき、RCガーデックス(無機質浸透性コンクリート改質材)
という防水材について勉強会を開催していただきました。
コンクリート(モルタル)内部で固化(ゲル化)して水の侵入を防ぐ材料なので、見た目では全く施工
した感じが残らない特殊な防水です。
大規模修繕工事において最大のメリットは、既存の外壁面・床面がタイルで仕上がっている場合、
美観を一切損なわず防水で仕上げる事ができるという点です。
特に外壁タイルの斜壁部分では効果を発揮すると思われます。
当社でも渋谷区の現場でルーフバルコニーとバルコニーの床タイル面防水工事に使用した実績
があります。
唯一デメリットとして挙げるのであれば、施工完了後でも外観に変化が見られないため、発注者
が確認をする際は、施工写真等で確認をしてもらわないと施工したか否かの判断が付かないと
いう点です。
ですが、工程写真や社内検査でその点がクリアになれば、様々な現場で提案できる逸品なの
ではないかと思いました。
工事部のみんなも非常に興味を持っているようでしたので、今後は積極的に提案していきたい
と思います。
マンション大規模修繕のオガワリフォーム
増田 浩二