マンションのバルコニー床面はコンクリートが殆どですが、何年も経つと雨水等が浸水し
内部の鉄筋や避難ハッチに錆が発生することがあります。
そのため改修工事の際には防水工事を施工することが多いのですが、その方法として
複数の工法があります。
今回、ウレタン塗膜防水密着工法と長尺シート防水を併せた複合防水についてご説明
したいと思います。
ウレタン塗膜防水密着工法はコンクリートの素地にウレタンを流し防水層を形成する
もので、オーソドックスな防水工事の工法です。
長尺シートによる防水工事は長尺シートを専用のボンドで貼り付ける工法で、ウレタン
塗膜防水に比べ仕上がりの見た目が良いものです。
ウレタン塗膜防水密着工法にて施工した上に長尺シートを貼り、機能性のアップさせ
且つ見た目も綺麗に仕上げたものが複合防水です。
下記に施工写真を抜粋しご説明します。
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①施工前のバルコニー | ②ウレタン塗膜防水施工中 |
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③長尺シート防水施工中 | ④施工後のバルコニー |
マンション大規模修繕のオガワリフォーム
工事部 岡本