大規模修繕工事を行う中で最も重要な工事の位置づけとして防水工事があります。
最近では2回目3回目の工事をするマンションが増えてきているのですが、
屋上の防水工事は既存の防水層を撤去せずに新しい防水層をかぶせて行うことが一般的です。
そのほうが防水層も厚くなり漏水に対して強くなり、また施工中に雨等が降っても安心です。
但し問題なのは重ねることも限界があるという事です。
一般的に重ねるのは3回までで、4回目は既存防水層を撤去しなければならないといわれております。
理由の一つは重さの問題です。重ねることで荷重が建物に負担をかけることになるのでよくないということです。
もう一つは不陸の問題です。
重ねることで凸凹が増えるので、水たまりができやすくなるので防水層に負担をかけることになるという事です。
こういった問題が起こらない様に重ねる数の制限を設けているという事です。
技術・製品のさらなる進化が望まれる状況です。
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マンション大規模修繕工事のニーズワン
営業部 宮田