現場の隣接マンションも大規模修繕工事を行っています。
居住者様に聞くところ、同時期にほとんど同じ設計で作られていましたとの事でした。
マンション名が同じで第1と第2で分けているだけで着手前は殆んど区別がつきませんでした。
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弊社 現場施工中 | 隣地マンション施工中写真 |
業者も間違えてうちの作業員が隣りの現場事務所にいたり、隣の業者もうちの現場をうろうろ
したり、材料業者も間違えて納品したり混乱の毎日でした。
他社の現場代理人とも工程打ち合わせ等で話をしましたが、これまたびっくりでこちらの
組合様の予算の額が桁違いで仕様も雲泥の差でした。
止むを得ないことですが、こちらの管理組合の予備費は少なく不具合箇所もかなり多く、
苦慮して契約分の工事を一部取り止めて下地、タイルの劣化部補修に充当したり、いまにも
脱落しそうな窓手摺や換気フード等々などの修理予算が足りません。
隣地マンションは劣化が多いタイル面は総しごきの上、石調防水樹脂シートを貼りつける
仕様となっていて、鉄部腐食している物干し金物、天吊り金物換気フード等などすべて
ステンレス製に交換されていました。
かたや当方は塗り替えが限度で将来が心配です。
管理組合様も背に腹は代えられず、苦渋の決断でした。
マンション大規模修繕工事のオガワリフォーム
工事部スタッフ T.N