マンションの外壁などにひび割れ(以後クラック)が入っているのを見たことがある方は多いと思います。
クラックが発生する原因は、紫外線などによる経年劣化や乾燥、
コンクリートの収縮や地震による揺れなど様々です。
一般的にひびの幅が0.3mm以下クラックをヘアクラックと呼び美観は損ないますが、
ほとんどの場合は建物に大きな影響はありません。逆に0.3mm以上のクラックの場合は、
建物の構造上の問題やクラックからの水の侵入、劣化などの要因が可能性が考えられるため、
その状況ごとに適した補修が必要となります。実際に補修を行った後は、美観の回復することも大切です。
せっかく補修を行っても補修跡が目立ってしまい美観を損なってしまうと良い工事とは呼べません。
大規模修繕工事では、経年により劣化した箇所を直すと同時に美観の回復も行うため、
補修を行った箇所は分からないよう工事を行っています。クラックは様々な影響により発生するため、
ほとんどの建物にクラックが発生します。機能上問題ない場合も多いですが、
美観を損なうため大規模修繕工事の際は、適切な補修を行うと同時に美観も回復させていただきます。
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マンション大規模修繕のニーズワン
工事部 重信