各位
グラントゥルース東十条の大規模修繕工事も7月31日に終了し、
王子駅前の飛鳥山にある渋沢栄一旧邸内の建築物の紹介も最後となりました。
8月は、青淵文庫(せいえんぶんこ)を紹介します。
青淵文庫は、渋沢栄一の80歳のお祝いと、男爵から子爵に昇格した祝いを兼ねて
竜門社(当財団の前身)が寄贈した煉瓦及び鉄筋コンクリート造の建物です。
1925(大正14)年の竣工で、栄一の書庫として、また接客の場としても使用されました。
施工は、現在の清水建設です。
渋沢家の家紋「丸に違い柏」に因んで柏の葉をデザインしたステンドグラスやタイルが非常に美しい洋館です。
当初収蔵されていた「論語」をはじめ多くの漢籍は、
1963(昭和38)年、渋沢家から東京都立日比谷図書館に寄贈され、現在は東京都立中央図書館に所蔵されています。
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マンション大規模修繕のニーズワン
工事部 海﨑