今担当している現場で長尺シート工事を行っています。
今回は長尺シート工事について説明します。
まず、既存のシートを専用の機械を使って剝がしていきます。
その際に端部の部分もしっかりと剥がすことと、廊下内での作業なので
居住者様との接触に注意しながら作業を進めることが大切です。
既存シートを剥がした後は、下地調整を行います。
シートを張った後水たまりなどができないよう
下地が低い箇所はモルタルを厚く塗って面を均一に整えていきます。
この時、モルタルを塗ると乾くまで歩くことができません。
そのため廊下を半分に分け片方は居住者様の同線をしっかり確保して作業を行います。
下地調整が終わったら防水工事を行います。
廊下の側溝をしっかりと防水しないと長尺シートの劣化などに繋がります。
防水が終わったら長尺シートを張っていきます。接着剤を均一に塗布し素早くシートを張っていきます。
階段は、形に合わせて加工しながら張っていきます。
シートの継ぎ目は雨水などが入らないように溶接棒で埋めます。
最後にシートの端部をシーリングで隙間を埋めて完了です。
どの作業も廊下内での作業になるので居住者様の同線を確保し、
接触などが無い様に工事を進めていく事が大切です。
長尺シートは表面が凸凹なので滑りにくいようになっています。
また耐久性も強く長持ちします。
高級感も出て美観も向上するのでお勧めの工事です。
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マンション大規模修繕のニーズワン
工事部 村上