工事部スタッフ

外壁塗装工事の流れと役割

 

マンションの外壁の仕上げ工法はタイルか塗装のどちらかで建てられていることがほとんどです。

仕上げが塗装の場合は下地処理の後に必ず塗り直しを行います。

塗装工事一連の流れとしては、 ①足場組立 ②下地処理+高圧洗浄 ③養生 ④塗装(下塗り) 

⑤塗装(中塗り・上塗り) ⑥足場解体 ⑦完成となることがほとんどです。

③養生の工程は、塗装工事を行う際に重要となる工程です。

 

塗装の塗り替えを行わない範囲、色の異なる箇所との境目などに飛び散らないように、

きれいに境目がでるように、周囲を汚さないために養生を行います。

後から掃除を行うのでは、完全復旧は難しい為、とても重要な工程になります。

 

④塗装(下塗り) ⑤塗装(中塗り・上塗り)は塗装工事のメインとなる工程です。

基本は2~3回塗りを行います。

1層目で既存外壁と上塗り塗料の接着、定着をさせる役割をもちます。

下塗りを適切に行わなければ、塗装工事完了後の早い段階で

何かしらの不具合(はがれ、膨れ等)が生じてしまいます。

2層目、3層目では上塗り塗料を使用します。本来の塗装の目的である雨や風・紫外線等から

外壁を守るために塗膜を形成する役割もち、外的要因から外壁を守り、美観を保持する役割があります。

2層目だけでは、どうしても塗装のムラや下塗り塗料の透けなどが発生したり、

膜厚不足などにより、外壁を守る機能が弱くなってしまうため、

もう一度同じ塗料を塗り重ね、3層目を形成させます。    

塗装工事では乾燥させた状態で次の作業を行うため、

適切な乾燥時間を取る必要があり、1日ずつ塗り重ねていくことが基本になります。

その為、塗装工事では約6日程度かかることを想定しておくことが必要となります。

約1週間程度、臭いや衣服や持ち物などに付着してしまう恐れ、

養生のビニールなどによる生活の不便性などが発生してしまいますが、

約1週間程度我慢していただくと、ご自身の住まいが美しく塗り替えられ、

また新鮮な気持ちで生活することができると思います。

 

 

マンション大規模修繕のニーズワン

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