昭和40年代生まれの私にとって、ブルース・りーや空手バカ一代 登場以前、
最初の格闘技ヒーローがキックボクシングの沢村忠でした。
この本はキックボクシングの創始者、野口修の評伝で500ページ以上あるのですが、
大変面白く一気読み出来ました。
野口修の父親は元ボクシング王者にして右翼。
父親のボクシングジムを受け継ぎボクシングプロモーターとなります。
この後、タイのムエタイに極真空手の挑戦させたり、
日本でキックボクシングを立上げ、沢村忠の大ブームを起こします。
沢村忠の活躍はアニメ化され、キックの鬼のタイトルで放映され、私などは子供の頃、夢中で見てました。
その後、芸能界に進出し、五木ひろしにレコード大賞を取らせ、ラスベガス講演を成功させたりもします。
昭和の任侠や格闘技、芸能の裏面が描かれ、非常に読み応えありました。
成功の後に衰退あり、最後まで解き明かされない謎ありで、まさに事実は小説より奇なりです。
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マンション大規模修繕のニーズワン
営業部 川西