若い頃「椿三十郎」を観て依頼、三船敏郎のカッコ良さ知り、黒澤映画を中心にビデオを借りて観たりして
おりました。
最近YouTubeで「どぶろくの辰」を見ましたが、これが色んな意味で凄く面白い作品でした。
1962年の総天然色(カラー)映画で、舞台は山中の土木作業工事現場を中心に進んで行きます。
映画なので誇張されているとはいえ当時の飯場の過酷さ、人権無視の労働環境が窺い知れます。
また古い映画なので土方(どかた)等の差別用語もたくさん出てきます。
たった50数年前の日本ですが外国のように感じます。
三船敏郎は半場脱走常習犯の辰役で、映画自体はマドンナ役をめぐっての格闘シーン、カーチェイス、大脱走あり
で西部劇とトラック野郎を合わせたような娯楽作品で大変楽しめます。
最後に流れ者の辰は、慕う女を残して船で立ち去るのであった。
マンション大規模修繕のニーズワン
営業部 川西