皆さん、「ネアンデルタール人」についてご存知でしょうか、我々現生人類(ホモサピエンス)と約47万年
もの長い間別種として独立して存在していた人類です。我々の先祖よりも、脳の容量は大きく体力面も優れ、火や
道具を使用し、死者を弔い、不具者を労わることができるセンシビリティーを持っていた人類です。
しかし2万数千年前絶滅しました。理由については、先頃ロングセラーになった「サピエンス全史」によれば2つ
の理由があります。我々ホモサピエンスと結ばれた。(アフリカー系人種以外は、ネアンデルタール人のDNAが
約2%含まれている)①我々の先祖により力で排除された。②力で排除された理由には、「咽喉仏」が大きく関係
されていることが推測されます。
ネアンデルタール人は我々とは咽喉仏の造りに違いがあり声域が狭いため、言語数がかなり希少であったことが
近年発表されています。その為、以心伝心を中心とした家族単位の小さな社会を形成るのが限度であったが、我々
は声域が広いため多くの「言語」をもつことが可能になったため、表現力が豊かになり多数の集団と情報交換と
価値観を共有することにより、大集団を組織することが可能になり、諸事情により少集団の「ネアンデルタール
人」を排除したといわれています。
言葉の力について、もう一度考えてみる必要があるのではないでしょうか。
マンション大規模修繕のニーズワン
工事部 櫻井(清)