あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願い致します。
さて、新年の挨拶から入りましたが、話題は去年観た映画から。「来る」です。
昨年映画館に何度も足を運ばれた方なら、しつこいぐらいに予告編が流されていたので、ご存じかもしれません。
12月頭辺りから放映されたホラー映画で、監督は「告白」などで有名な中島哲也、演者は岡田准一や妻夫木聡、
松たか子などなかなかに豪華な顔ぶれ。ホラー好きな私は、満を持して観に行ったわけです。
結論から申します。最高の出来でした。思わず原作小説も買ってしまいました。
個人的に「若おかみは小学生」と2018年度映画のツートップを争えるレベルだと思います。
そこまで怖くないというのがホラー映画としては残念なポイントではありますが、映画としての出来栄えはまさし
く100点、流石は中島哲也監督といったところです。
ホラー映画でありながら、パンクな音楽と共に物語がめくるめく捻転捻転、演出と相まってラスト付近は意識し
ないと息が吐けないほどでした。観終わった時、胸に去来した唯一の感想が「何か凄かった……」で、一緒に観た
人と10分ぐらい「何か凄かった……」「何か凄かった……」と小学生じみた事しか話せませんでした。
原作を読んでみて分かったのですが、実は所々の細かな設定、そして終盤の展開など、監督独自の変更がなされて
います。それが展開の妙を作り出し、前半では一分を一時間と感じるようなもどかしさを、後半では全てを放り
投げたような疾走感を生み出しているのです。
鑑賞してからだいぶ日が経ちましたが、未だに視聴時に瀑布の如く押し寄せてきた感情のうねりを言葉にし切れず
にいます。「来る」、来てます。
それから、話は変わって、私先日誕生日を迎え、友人達に祝ってもらったのですが、誕生日プレゼントに素敵な物
をいただきました。最近仕事終わりにおままごとを楽しんでいます。
マンション大規模修繕のニーズワン
工事部 櫻井