工事部スタッフ

下町の現場

 僕の実家は東京の下町。

子供の頃は道路に絵を書いて、通学路に生ってるビワを食べて。

近所の神社でポコペンをやって、駄菓子屋に行ってもんじゃを食べて。

今は道で遊ぶ子供は居なくなり、小さい頃足繁く通った駄菓子屋ももうありません。

 自分の少年時代の街の風景が変わっていってしまうのは、少し寂しく思います。

それでも、近所の踏切、なぜか残る砂利道、毎日のように遊んだ神社なんかを見ると、

当時の光景が思い浮かんできます。

そして何よりも、「人」に懐かしさを感じます。

近所のおばちゃんと交わす挨拶。

小さい頃と変わらない笑顔、それ一つで。

 7月から担当している現場は実家のすぐ近く。

下町っぽさの残る、僕の一番好きな雰囲気。

居住者の皆さんはとても良くしてくれます。

人懐っこさがあり、その接し方一つ一つが何か懐かしさを感じると言いますか、

小さい頃から接してきた人たちとどこか似た雰囲気を感じてしまいます。

 どの現場でも、どのお客様ともいい関係を築いていくのは当然の事ですが、

この現場ではこっちも自然体でいられるのがとても心地いい現場です。

まだ2か月ほど工期がありますが、すでに終わってしまうのが惜しいと感じてしまう

今日この頃です。

 

マンション大規模修繕のオガワリフォーム

工事部 小泉