工事部スタッフ

話すことの重要性     

■メールやライン全盛の時代にふと思う事■

 もうだいぶ前の話ですが、「年賀状を出す人が少なくなって、年賀ハガキの売れゆきが落ちて

いる」という事が大きく取り上げられていました。

 曰く「今やメールなどWEB経由でコミュニケーションするのが当たり前の時代、ハガキなんて

古臭くて失礼だ」さらには「メールで連絡が来たので、非常に礼儀正しい人だ。

電話をかけて来た人は礼儀知らずで失礼な人」何て話もあります。

今や、すべてメール、ラインなど「書く」のが全盛で、電話で話をするなど珍しいらしい。

そのせいか、今の若い方は話す事が非常に苦手に見えます。

書くという行為は、その記録が長く残るので、後になって確認する事が出来るし、他人の素晴ら

しい文章、あるいは自分の良いセンテンスをコピペする事が出来るので、良い文章は簡単に

複製できるが、話し言葉は口から出たらすぐに消えてしまうので、コピペは出来ませんからね。

自分の意思を上手に相手に伝えるためには、常に話をし、頭の回転を速くしておかないと駄目

です。

大規模修繕工事では、確かに「お知らせ」や「報告書」等、書く事も多いが、ヒアリング(プレゼン)

や、工事説明会、各種報告会、定例打合せ等話す機会も大変多いです。

私的には、常に話術に磨きをかけ、落語や講談等プロの話を良く聴くように心がけています。

話が上手にできれば、上手に書く事などたやすい事ですからね。

 余談になりますが、動物は書く事が出来ないので鳴き声(つまり話す事と同じ)で意思を伝えて

いる。

この部分が疎かになれば、人間なんて動物以下ではないですか。

マンション大規模修繕のオガワリフォーム

工事部 柳澤