大規模修繕工事の大きな目的の一つとして、ひび割れたタイルの張替え工事があります。

この工事を行うにあたりポイントとなるのが「タイルの下地までしっかりと直すこと」があげられます。

ひび割れているタイルを張替えれば、美観の回復はできるでしょう。

但し、下地までしっかりと直さなければ、建物本来の機能を回復したとはとても言えません。

一例として、写真のようにひび割れたタイルを剥がしてみると、下地までひび割れていることがあります。

こういった際には、新しいタイルを張る前に下地への適切な処理を施すことがとても重要なポイントとなります。

プロとして当然といえば当然のことなのですが、意外と見落としがちなポイントになります。

もっと言ってしまえば、タイルを張ってしまえば下地は見えなくなってしまうので隠すこともできてしまいます。

そういった悪徳な業者も中にはいることでしょう。大規模修繕工事というのは決して安い買い物ではありません。

工事業者を選ぶ際には値段やサービスの内容等色々迷われるかと思います。

そんな時はこういった細かい点までしっかりチェックしているかどうか、

というところを業者選定の上で一つのポイントにしてみるのも良いかと思います。

 

 

マンション大規模修繕のニーズワン

工事部 田村