現在第一回目の大規模修繕工事を迎える2000年代の竣工の物件は、

外壁タイル張りにおいて直張りを採用されている多くある。

下地の処理を適切にされている場合もあれば、そうでない場合もある。

後者は1回目の大規模でタイルの補修量が跳ね上がるケースが多い。

新築時は建築工事標準仕様書では施工上の管理等を怠ると、後日剥離の原因となるので

特に注意を要するとの表記のみであったが2012年に改定された仕様書では、

コンクリート面にタイル張りを行う場合には、清掃または目粗しを必須とされました。

(直張りタイル工法によるタイルの剥落が多い為)

またタイルの浮きが多い物件は、塗装下地も異常のあるケースもあり、

1回目の大規模は企画段階で補修量をより正確に割り出す事が工事を成功させるポイントになります。

 

 

マンション大規模修繕のニーズワン

工事部 杉本